WORKS

プラスチックのベンチが並べられた遊歩道で、メロディペットがベンチを倒しかけて止まっている様子が描かれた作品。メロディペットにはもう乗客はおらず、すこし寂しそうに佇んだままでいる。

Dead end

oil on canvas

410 x 318 mm

2023

白い皿の上に置かれた目玉焼きの絵。白身の下にベーコンあるいはハムが敷かれているのがみえる。卵黄の部分はつやのある半熟。

sunny side up

oil on canvas

273 x 220 mm

2023

白い皿の上に置かれたクロワッサンの絵。クロワッサンの表面のパリッとした感触が伝わるくらい細やかに描いている。

in the morning

oil on canvas

273 x 220 mm

2023

木製の皿の上に重ねて置かれた2枚のトーストの絵。トーストにのせられたバターが、じんわりと溶けている様子が描かれている。

the toast

oil on canvas

273 x 220 mm

2023

女性が背もたれのない椅子に座り、祈るように頭を垂れている様子が描かれた作品。光は女性の頭上から降り注ぎ、祈るように組まれた手を照らしている。女性の顔は水が滴るように溶け出し、表情はわからない。

祈る腕がほどけるとき

'When the arms of prayer are untied'

oil on canvas

530 x 652 mm

2023

シャツを着た女性が描かれた作品。 女性は、連続写真を一枚にまとめたように、頭部が2つ描かれて首を振っているようにも見える。1つは伏し目がちに遠くを見ていて、1つは目を伏せ眠るような表情をしている。

the mirror

oil on canvas

318 x 410 mm

2023

白髪の老婆が描かれた作品。老婆は細いプラスチック製のカチューシャ、ストライプ柄のシャツとニットのカーディガン、そして小さなフリルのついた水色のエプロンを身につけている。老婆は作家の祖母がモデルで、皺が刻み込まれた皮膚のわりに、98歳とは思えないほどつやと血色の良さがある。

日々の重なり

'-'

oil on canvas

318 x 410 mm

2023

白髪混じりの女性がコタツに入り食事をしている様子を描いた作品。しかし皿の上には食べ物は描かれておらず、箸を持つ手も停滞している。

chopsticks

oil on canvas

220 x 273 mm

2023

壁の前にたたずむ女性が強い光にあてられるように描かれた作品。女性の顔は光に溶けるように描かれ、顔立ちも表情もわからない。

there is no such thing as angel

oil on canvas

318 x 410 mm

2023

顔の表面が溶けたような描写がされた人物画。人物は、鑑賞者からどのように見えているのか(見られているのか)を、意に介さないような表情をしているように想像させる。

ほんの少しでいいから未来を見せてよ

'just a little bit, show me the future'

oil on canvas

273 x 220 mm

2022

女性の正面をバストアップで描いた作品。女性の額あたりから顔が溶け出し、まるで泣いているかのように描かれている。ウイルスという作品名はcovid-19の流行から着想してつけている。

virus

oil on canvas

220 x 273 mm

2023

シャツをきた男性の横顔が描かれた作品。何かを思考している表情が描かれている。

glaze of thought

oil on canvas

220 x 273 mm

2021

白い皿の上に置かれたトーストの絵。トーストにのせられたバターが、じんわりと溶けている様子が描かれている。

the toast

oil on canvas

273 x 220 mm

2022

アリウムという花の殻が描かれた絵。地面に落ち、やわらかな光があたり影がおちている。

Allium

oil on canvas

180 x 140 mm

2022

ホイップマーガリンとシロップがたっぷりかかった3枚重ねのパンケーキの絵。ナイフとフォークがはいり、まさにこれから食べようとしているところが描かれている。

the pancake

oil on canvas

273 x 220 mm

2022

蝶ネクタイとベストを着用した人物が描かれた人物画。顔の表面が溶けたような描写がされ、泣いているようにも見える。

the eyelids

oil on canvas

220 x 273 mm

2021

顔の表面が溶けたような描写がされた人物画。泣いているようにも、痛みに耐えているようにも見える。

消えないために

'not to disappear'

oil on canvas

220 x 273 mm

2021

女性とも男性とも思える人物が描かれた油彩画。顔の表面が溶けた描写になっていて、泣いているようにも見える。

いつか光が私たちを溶かしてくれる

oil on canvas

220 x 273 mm

2020

テーブルセットから体ごと目をそらし、椅子の背もたれに顔伏せる少年の後ろ姿が描かれた作品。

tiny scream

oil on canvas

273 x 220 mm

2019

三つ編みをした少女の後ろ姿が描かれた作品。

tiny

oil on canvas

318 × 410 mm

2019

ガラス製の男女の人形を描いた作品。ガラスの人形はところどころ赤や黒で着色されている。

the tiny heads

oil on canvas

227 × 158 mm

2019

ダウンを着た中年の男性が、飼い犬と寄り添いながら公園の片隅で休んでいる様子が描かれた作品。夕陽がさしこみ、公園にいる人たちの影が伸びている。

帰るにはまだはやい

'It's too early to go back'

oil on canvas

333 × 242 mm

2019

花屋の片隅で作業をしている男性の後ろ姿が描かれた作品。

花屋の男

'the florist'

oil on canvas

333 x 242 mm

2019

木漏れ日のなかに佇む、髪の短い人物の後ろ姿の作品。

おさないひかり

oil on canvas

220 x 273 mm

2019

髪の短い女性の後ろ姿の作品。

Touch

oil on canvas

220 x 273 mm

2019

髪の短い女性の後ろ姿が描かれた作品。

never look back

oil on canvas

220 x 273 mm

2019

赤いリンゴが白い布によって柔らかく包まれ、ガラスの器に収まっている作品。

まだ眠っているパフェ

'Still Sleeping Parfait'

oil on canvas

220 x 273 mm

2018

白い陶で出来た銅鑼型の花器とりんごの静物画。花器には、小さな赤い実がなった枝が活けてある。

言ってはいけない

'do not say it'

oil on canvas

220 x 273 mm

2018

人物と赤いリンゴが描かれた作品。人物は木の台に頭を預けて目を閉じている。人物は中央に、リンゴは画面右下にある。

the apple

'the apple'

oil on canvas

220 x 273 mm

2018

シャツを着た人物の頭に、りんごがひとつ乗っている作品

the apple

'the apple'

oil on canvas

220 x 273 mm

2018

夜の浅草・仲見世通りを描いた作品。雨上がりで石畳は濡れ、提灯の明かりを反射させている。画面中央の奥に、ライトアップされた宝蔵門が見える。人物は一切描かれていない。

仲見世

'nakamise'

oil on canvas

242 × 333 mm

2018

たくさんの屋形船が浮かんでいる夜の隅田川を描いた作品。屋形船の明かりが水面に反射し、幻想的な空間が描かれている。画面手前に屋形船、奥に言問橋が配されている。

言問橋

'Kototoi Bridge'

oil on canvas

333 × 242 mm

2018

白い布が幾重にも重なって、氷山のように水面に浮かんでいる作品。山の真ん中あたりに横たわる人物と、人物と同じくらいの大きさのヤドカリがいる。

海のパンセ

'Pensée of sea'

oil on canvas

530 × 455 mm

2017

浅草の吾妻橋を描いた作品。描かれている時間帯は夜で、橋はライトアップされ赤い色が映えている。浅草側から隅田川を挟んで、通称うんこビルを眺める構図で描かれ、墨田区役所とアサヒビールタワーとマンションの間から、ライトアップされたスカイツリーがみえる。

吾妻橋

'Azuma Bridge'

oil on canvas

410 × 318 mm

2017

女の子と犬が薄暗いカフェの窓際の席にいる。女の子は糸電話の紙コップを右耳にあてている。女の子の向かいには大きな犬が座り、糸電話のもう一方の紙コップを見ている。女の子は画面の左側に、犬は右側にいる。カフェの壁にはいくつかの家族写真が貼ってある。

his family's voice

'his family's voice'

oil on canvas

220 x 273 mm

2017

観光船のボックス席で、ぼんやりと窓の外を眺める人物が描かれた作品。雲間から光が差し込み、人物を照らしている。窓のへりに鳥が5羽おり、羽を休めている。

旅上

'on the trip'

oil on canvas

273 x 220 mm

2016

午後の光が差し込む薄暗い調理場にたたずむ人物が描かれた作品。ステンレスの流し場に光が反射している。人物は調理場の窓に入る光をながめており、頭の上に白い鳩が止まっている。

あかりとり

oil on canvas

220 x 273 mm

2016

乗り物の窓際の席に人物と猿が2匹いる作品。窓からは天の川が印象的な夜空が見える。人物はこちらに背をむけているため表情がわからない。猿と目線をかわしているように見える。もう一方の猿は人物のすぐ後ろの席で、窓の外を見つめている。

旅上小景

'on the traveling'

oil on canvas

273 x 220 mm

2016

黄金色の光が差し込む森の中に人物が佇んでいる作品。人物は画面の中央で自身の右手をみつめている。その右手は白く光を放っている。

地上巡礼

oil on canvas

530 × 455 mm

2015

シーツの波のなかで、2人の人物が大きな月を眺めている作品。

undercurrent

'undercurrent'

oil on canvas

410 × 242 mm

2015

シーツの波のなかで、人物が祈るように立ちすくんでいる作品。背景に大きな月がある。

undercurrent

'undercurrent'

oil on canvas

410 × 242 mm

2015

男の子がシーツの波間に座り込んで、大きな月を見ている作品。

undercurrent

'undercurrent'

oil on canvas

530 × 333 mm

2015

月が浮かぶ夜の平原を、寝間着を来た男の子が羊の群れの中で佇んでいる作品。

夢の終わり

'la fin de rêve'

oil on canvas

606 × 727 mm

2014

二人の女の子が寄り添いながら、海辺で大きな月を見ている作品。女の子たちはこちらに背を向けているため表情はわからない。海は白い布で出来ており、幾重にも重なり、波をつくっている。

undercurrent

'undercurrent'

oil on canvas

455 × 273 mm

2014